☆M1DVFツアー1999(ジブラルタル編)のカードです☆

 

 1999年3月、WR1Jは「EU/AF QRVバケーション」を企画しました。ちょうどエジプトで学会があってこれに出席する予定でいましたので、少し寄り道しようということで、ジブラルタルとその周辺に行きました。ZBは英連邦の国でしかもヨーロッパにあるのにCEPTに加盟していません。しかし多くの国の免許をベースにすぐに許可を出してくださいますので私も早速メインストリートの郵便局の裏のテレコムに行きまして許可を頂きました。

 ジブラルタルというのはスペインの南にあり地中海に突き出した半島のような形をしていますが、平地は本当に限られたエリアだけであり、ほとんどが大きな岩山(うすぺらくしたのがオーストラリアのエアーズロックですけどこちらのは急峻)です。QSLの写真は、港の脇からケーブルカー(日本式で言うロープウエイ)でその山の頂上に良くとすぐに歓迎してくれる猿君です。後ろに見えるのがジブラルタル港で対岸はスペイン、アフリカのセウタ地区(EA9)は左手方面になります。

 ←これは私のパスポートの査証欄ですが、上の切手みたいなものがエジプトの査証(短期入国ビザ)、そのビザに押印してあるのはエジプトの入国印、左側が出国印です。1999年というのは判りますが、出国したのはいつだか判りますか?実は、1999年4月3日なんですけどアラビア語ではこんなふうに書くんですね。

 ジブラルタルの入国印がその下にあります。つまり、エジプトを出国してその日のうちにジブラルタルに到着しています(カイロ空港→英国ヒースロー空港・・・陸路・・・英国ガトウィック空港→ジブラルタル空港、と結構ハードな移動をしたんですけど)。空港名のGIBが妙な形になっているでしょ、これ、ジブラルタルの99%を占めている岩山の形を横から見たものなんです。G側が東、B側が西で、港はこちら側にあります。QSLの写真の猿がいる山は、このGのテッペン、ジブラルタルの最高峰のポイントです。

 ジブラルタル、雰囲気は当然南スペイン・アンダルシア。でも車は左側通行だし言葉は英語。リゾートとしても非常に良いところです(おじさんが一人で無線機担いでくるところではないかも)。皆さんも是非どうぞ!

 ではそういうことで♪